腰痛は、在宅ワークの悩みの種です。腰痛が原因で、頭痛に悩む人もいます。頭痛になれば、在宅ワークをしたくても作業は進みません。腰痛が在宅ワークに及ぼす影響は、致命的になるかもしれないのです。
在宅ワークを始めるのならば、腰痛対策は絶対条件とも言えます。在宅ワークを長く続けるためにも「腰痛対策」を施した椅子に、こだわりを持たなければいけません。
そこで今回は【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選を紹介します。良い椅子に巡り合うことで、長く在宅ワークが続けられる環境をつくりましょう。
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目次
- 1 【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選
- 1.1 オカムラ Sylphy(シルフィー)
- 1.2 コクヨ Bezel(ベゼル)
- 1.3 ハーマンミラー アーロン リマスタード
- 1.4 Ergohuman ENJOY(エルゴヒューマン エンジョイ)
- 1.5 DUOREST(デュオレスト) 「DR-7501SP」
- 1.6 HARA Chair(ハラチェアー)「Super NietzscheⅡ(スーパーニーチェ2)」
- 1.7 UCHIDA(ウチダ)「CARISSA(カリッサ)」
- 1.8 Wilkhahn(ウィルクハーン)「Neos(ネオス)」
- 1.9 イトーキ 「Spina(スピーナ)」
- 1.10 Steelcase(スチールケース) 「Think(シンクチェア)」
- 2 まとめ
【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選
【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選は次のとおりです。
- オカムラ「Sylphy(シルフィー)」
- コクヨ「Bezel(ベゼル)」
- ハーマンミラー アーロン リマスタード
- Ergohuman ENJOY(エルゴヒューマン エンジョイ)
- DUOREST(デュオレスト)「 DR-7501SP」
- HARA Chair(ハラチェアー)「Super NietzscheⅡ(スーパーニーチェ2)」
- UCHIDA(ウチダ)「CARISSA(カリッサ)」
- Wilkhahn(ウィルクハーン)「Neos(ネオス)」
- イトーキ 「Spina(スピーナ)」
- Steelcase(スチールケース) 「Think(シンクチェア)」
詳しく紹介をしていきます。
オカムラ Sylphy(シルフィー)
優れた椅子を求めるのならば、オカムラを外すことはできません。
オカムラは「よい品は結局おトクです」をモットーにしています。1945年の創業からの実績が信頼の証ではないでしょうか。おすすめの椅子がそろっています。
数ある椅子の中でも、オフィスチェアの「Sylphy(シルフィー)」は、「もっと私のチェアになっていく」をコンセプトに掲げる、在宅ワークにおすすめの椅子です。ラインアップも充実しており、いろいろなタイプが用意されています。カラーバリエーションも豊富なので、好きな色を選びましょう。
ココがポイント
オカムラは、成人男女100名の腰まわりの形状を測定したことで、個人差を確認しました。測定結果を元に、背もたれのカーブを簡単に調整できる「バックカーブアジャスト構成」を開発、背もたれへのフィット感を向上させているのです。その他にも、多彩な機能を備えているので、長時間の在宅ワークをこなしても、腰への負担を最小限にします。
腰痛対策で椅子を選ぶのならば、オカムラの製品を外して検討するわけにはいきません。その中でも「シルフィー」は、腰痛対策におすすめの椅子です。
コクヨ Bezel(ベゼル)
コクヨ株式会社は、文具やオフィス家具の製造と販売を手掛けている会社です。
知名度の高い大手メーカーです。
創業は1905年なので、実績としては申し分ありません。
その実績あるコクヨでおすすめの椅子が「Bezel(ベゼル)」です。椅子に座っているときにとる、さまざまな姿勢をサポートする機能が腰痛対策に効果を発揮します。
ベゼルのポイントは次のとおりです。
ベゼルのポイント
- 前項姿勢における腹部と腰部の負担を軽減する「オープンポジションメカニズム」
- 肘の動きとともに最適な位置に移動する「クランクスライドアーム」
- 後傾姿勢をサポートする「ショルダーサポート/ヘッドレス」
多くの機能が、長時間にわたる作業中の腰にかかる負担を低減してくれます。利用したときに「今までの椅子とは違う」という思いを抱くことができる椅子です。
タイプや色のバリエーションも豊富なので、気に入るものがきっと見つかります。
「ベゼル」は、腰痛対策のできる在宅ワークにおすすめの椅子です。
ハーマンミラー アーロン リマスタード
「ハーマンミラー(Herman Miller)」は、アメリカのミシガン州に本社を構える世界的な家具メーカーです。1923年に創業をしましたが、オフィス家具については1942年頃からスタートをしました。世界的な知名度と実績は問題ありません。
そのハーマンミラーが販売する椅子の中でも腰痛対策におすすめなのが「アーロン リマスタード」です。アーロン リマスタードには、腰痛対策におすすめのポイントがたくさんあります。
アーロン リマスタードの腰痛対策
- 8つのゾーンがそれぞれ別のサポートをしてくれる
- 背もたれが背骨をサポート、胸を開き骨盤をやや前傾させるときと同じ恩恵をもたらす
- チルト機能がバランスを崩さない
- 多くの人にフィットさせるため3種類のサイズを用意
- 人間工学に基づいたチェア
腰痛対策は万全です。座って不満を漏らす人はいないことでしょう。不満とまでは言えませんが、上がるとすれば値段だけです。
ココがポイント
価格は20万円以上となっており、なかなか手が出せる金額ではありません。
しかし、これから長い在宅ワークを始めようと考えるのならば、腰痛対策は必要です。
価格だけで見れば高額ですが、それだけの価値がアーロン リマスタードにはあります。
Ergohuman ENJOY(エルゴヒューマン エンジョイ)
腰痛対策の椅子を探しているのならば、「エルゴヒューマン」を紹介しないわけにはいきません。
ココがポイント
エルゴヒューマンは、既存の椅子の機能を維持したまま、腰部のフィット感とサポートに重点を置いている椅子です。世界中で評価を受けているエルゴヒューマンならば、座り続けても腰への負担を最小限に抑えることができます。
その中でも「エルゴヒューマン エンジョイ」は、ワークチェアの新定番として高評価を受けている椅子です。
エルゴヒューマン エンジョイの腰痛対策
- 高さ、左右、角度を細かく調整できるアームレスト
- 各個人の身体に合わせられるアジャストタビリティとワークスタイルへの適応性を追求
- 理想的な着座姿勢を実現するため多くのアジャスト機構を搭載
人間工学に基づき開発された椅子です。腰痛対策も十分に施されています。
利用者の中には、姿勢が良くなったと称賛する声も見られました。腰痛対策をするのならばエルゴヒューマン エンジョイの検討をおすすめします。
DUOREST(デュオレスト) 「DR-7501SP」
デュオレストは、マティアス・ブリニッヒ名誉教授のDUOREST理論に基づき製品化された椅子です。
いまでは、世界中で販売されている椅子となっています。
デュオレストの基本機能は次のとおりです。
デュオレストの基本機能
- 背もたれが背中にジャストフィットするよう、上下左右に調節できる
- 好みに合わせてロッキングの強弱が可能
- 2つの背もたれが背中の密着面積を広げ、腰への負担を軽減
- 左右の背もたれが、均等に圧力を分散し腰にやさしい構造を実現
デュオレストの中でも「DR-7501SP」は人気商品です。価格も5万円程度で販売されているため、おてごろ価格ではないでしょうか。コストパフォーマンスも十分です。
人間工学に基づいた快適な座り心地が腰への負担を約30㎏軽減すると言われています。
在宅ワークで腰痛を気にしている人にはおすすめのひとつです。
HARA Chair(ハラチェアー)「Super NietzscheⅡ(スーパーニーチェ2)」
海外の商品を高額で輸入するのならば、ハラチェアーで十分という声もよく聞かれます。その中でも「Super NietzscheⅡ(スーパーニーチェ2)」は人気が高く、好評です。
スーパーニーチェ2の腰痛対策
- 2分割可動シートが、姿勢の変更をしたときでも安定した姿勢を持続させる
- 膝の曲がる部位を下に向かって丸く傾斜さえることで血行を和らげる
- 「分離型背もたれ」「腰椎支え背もたれ」の採用
- 座ったときの圧力を分散させ、長時間座ったときのストレスを和らげる
スーパーニーチェ2は、素晴らし腰痛対策が施されているにも関わらず、4万円程度の価格で提供されています。カラーバリエーションも7色あり、好きな色が見つかるはずです。
在宅ワークを初めたばかりの人は、椅子にお金をかけるといった判断が難しいかもしれません。しかし腰痛対策は必須です。悩んでいる人は、お手頃価格で対策ができるハラチェアーを選んでみてはいかがでしょうか。
これから長く在宅ワークを続けようと考えている人におすすめです。
UCHIDA(ウチダ)「CARISSA(カリッサ)」
株式会社内田洋行(ウチダ)は、1910年に創業をした老舗の大手家具メーカーです。「空間を創る」を理念としていることから、どちらかと言うとビジネスソリューションの提供に定評があります。そんなウチダからは、腰痛対策もしている「CARISSA(カリッサ)」がお手頃価格でおすすめです。
ココがおすすめ
カリッサが持つフリーシンクロ機構は、背に体重をかけると背と座が連動し傾斜するシステム、背と腰の間の隙間をなくして腰痛を防止してくれます。
リクライニング時も、大腿部への圧迫を軽減することで、自然な座り心地が得られる点が嬉しいです。その他にも便利な機能がたくさん備わっています。
カリッサの便利な機能
- スムーズな動きをするガススプリングで高さの調整を楽にする「ロングストローク上下」
- 体系や好みに応じでリクライニングの強度や調整ができる「リクライニング強度調整」
- 在宅ワークをサポートする「アジャスタブル肘」
シンプルで価格を抑えた人にカリッサはおすすめです。
これから在宅ワークを始めようと考えている人に検討をしてほしい椅子と言えます。
Wilkhahn(ウィルクハーン)「Neos(ネオス)」
ウィルクハーンは、100年以上の運営実勢を持つ、ドイツのオフィス家具メーカーです。
ウィルクハーンの数ある商品の中から今回は「ネオス」を紹介します。
ネオスの解説
- シンクロアジャストメント機能がゆったりとしたストローク幅のリクライニングを可能に
- 幅広い体形の人に同水準の人間工学的サポートと快適性を提供
- シンプル且つ控えめなデザイン
デザインと機能をシンプルに進化させた椅子がネオスです。在宅ワークの空間に、派手な椅子は必要ない、シンプルな椅子で仕事をしたいと望む人におすすめをします。
グッドデザイン賞の受賞歴を持つ椅子で、在宅ワークを成功させましょう。
イトーキ 「Spina(スピーナ)」
株式会社イトーキは、1890年に創業し1950年に設立した事務用品や各種設備の取り扱いをする大手企業です。
イトーキが手掛ける椅子の中でも「腰痛に効く」と評判の高い椅子が、「Spina(スピーナ)」です。「肩こり」「首こり」「腰痛」に良い椅子ということから、高い人気を誇っています。
スピーナの腰痛対策
- 座ったときに自動可動する座面と腰部のサポート機構が、負担がかからない姿勢に矯正
- エラストマーが腰部を最大限にサポート
- エラストマーバックのホールド感が長時間でも疲れやにくい姿勢を保つ
価格は12万円程度と高額ですが、それ以上の効能に期待ができます。
ココがおすすめ
肩こりに対しては、可動アームレストの高さを調整することで、腕の負担を分散し解消に効果的です。首こりには、可動ヘッドレストが頭を支えることで首の負担を軽減してくれます。
在宅ワークの天敵にとなる体の痛みに、いろいろな対策を講じている椅子です。高額ですが、長時間の在宅ワークでも体への不安をなくし、安心して仕事をこなすことができます。
Steelcase(スチールケース) 「Think(シンクチェア)」
Steelcase(スチールケース)は、アメリカのミシガン州を拠点とするオフィス用家具の世界的大手メーカーです。
今回は、数ある椅子の中から厳選した「Think(シンクチェア)」の紹介です。
シンクチェアの紹介
- 人間の身体のニーズを感知できるエルゴノミクスチェア
- 体重を感知し背もたれ半力を自動で調整
- 1つのコンフォートダイヤルで4つのポジションを確保
シンクチェアは座る人の身体の動きに対し、直感的に応えることで快適さを与えることができる椅子です。デザイン性も高く、スマートでシンプルな特徴を持っています。
値は張りますがそれだけの価値がある商品です。素晴らしい座り心地を求めている人は、検討をしてみることをおすすめします。
まとめ
【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選を解説しました。どれも魅力のある椅子ばかりです。在宅ワークを始めたばかりのころは、腰痛を気にしないかもしれません。しかし真綿が首を絞めるように、じわじわと痛みは構築していきます。一度痛くなれば、辛い毎日を過ごすことでしょう。
始める段階で、腰に負担がかかることを頭に入れておくことが大切です。「自分は大丈夫」とは、絶対に思わないでください。大きな痛みがいつ襲ってくるかはわかりません。早めに【腰痛対策】在宅ワークにおすすめの椅子10選を参考にして、良い椅子を購入しましょう。在宅ワークのやる気はあるのに腰痛で続けられないのは、とても残念な状況です。