会社員を辞め、フリーランスになったが案件獲得方法が分からず悩む人も多くいます。
WEBデザイナーは専門性の高い仕事、案件を獲得するにはピンポイントで営業をするのが得策です。
自分をアピールしながら、WEBデザインを必要とする人に選んでもらえるだけの能力を示さなければいけません。
案件獲得に向け、下準備を万全にしておく必要があります。時間を有効活用するためにも、効果の高い仕事探しを行いましょう。
そこで今回は「フリーランスWEBデザイナーの仕事の探し方・案件獲得方法まとめ」を解説します。
仕事の探し方に悩まれている人は参考にしてください。
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目次
フリーランスWEBデザイナーが仕事を探す前にしておくこと
いきなり仕事を探し始めても、なかなか効果は得られません。
理由は、相手の実力を知らずにお金を払う人はいないからです。
WEBデザイナーは既製品を売るのではなく、クライアントの理想をカタチにして収入を得ます。
クライアントとからすれば、理想がかなえられるだけの実力が確認できなければ依頼などできません。
ポートフォリオの作成
フリーランスWEBデザイナーとしての実力を知ってもらうために有効なのが「ポートフォリオ」の作成です。
「ポートフォリオを作るなら完璧にしないと」と意気込む人もいますが、肩を貼る必要はありません。
完璧なものは後からでも作れます。例えば、クライアントへポートフォリオとして活用して良いかを確認しましょう。
了承が得られれば、時間をかけたこだわりのポートフォリオが手に入ります。
最初に作成するポートフォリオの内容は、自分自身を紹介するためのものです。
内容は自己紹介で問題ありませんが大切なのはデザイン、サイト全体の設計はコンセプトを持って作成をします。
どのようなクライアントがターゲットになるのかを考え、デザインをイメージしましょう。
クライアントに見てもらうのですから、適切なコーディングも必要です。
オリジナルのサイトを作成しながら、自己紹介ができる一石二鳥のポートフォリオを作成してください。
案件獲得にはポートフォリオが必要です。
名刺の作成
フリーランスWEBデザイナーの宣伝をするためには名刺も必要です。
名刺は、フリーランスになる前に完成させておきましょう。
名刺がきっかけで案件獲得できることも多々あります。きっかけはどこに転がっているかわからないものです。
名刺のデザインにもこだわりを持ちましょう。
名刺の宣伝効果も利用するべきです。普通の名刺で満足をしていてはWEBデザイナーの名が廃ります。
受取った人が保管したくなるような素敵なデザインを施しましょう。
自分を売り込むためにも、名刺にこだわってください。
フリーランスには、名刺が絶対に必要です。
しかし、会社員とは違い経費は自分にのしかかります。フリーランスを成功させるためには、無駄な経費を省かなければいけません。
デザイン性のない名刺は経費の無駄遣いです。
デザインコンテストへの参加
デザインコンテストへ積極的に参加をしましょう。
デザインコンテストで入賞をすれば、自分自身を宣伝するポートフォリオの見栄えが良くなります。
コンテストの受賞歴は、実力が示せる効果の高い情報です。
駆け出しだとハードルが高いかもしれません。しかしダメで元々、受賞できたらラッキーぐらいの考え方でも十分です。
応募したという経験が、会話をするときのネタにもなります。
クライアントも「向上心のある人」と前向きにとらえてくれるかもしれません。
デザインコンテストは、結果だけを求めるのではなくプロセスを活用しましょう。
積極的な参加が新たな案件獲得に繋がるかもしれません。
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フリーランスWEBデザイナーの仕事の探し方・案件獲得方法
フリーランスWEBデザイナーの仕事の探し方・案件獲得方法は次のとおりです。
フリーランスWEBデザイナーの仕事の探し方・案件獲得方法
- クラウドソーシングサイトの活用
- WEBデザイナーに特化したエージェンの活用
- ブログやSNSの活用
- 以前勤めていた会社のつて
- 友人からの紹介
- 勉強会でのつながり
詳しく解説をしていきます。
案件獲得方法①クラウドソーシングサイトの活用
クラウドソーシングは、インターネットを利用して不特定多数の人たちに業務を委託する新しい仕事のカタチです。
クライアントが募集内容を掲載し、自分ができるものに提案をします。
提案とは、募集内容を確認した上で報酬を提示し、納品日やポートフォリオなどで自分をアピールする方法です。
クライアントから選ばれると契約ができます。
フリーランスWEBデザイナーが、クラウドソーシングで仕事を探すときの注意点は次のとおりです。
注意点
ロゴ作成が多い
コンペ形式が多い
コンペの募集期間が長いと収入を得るのが2ヶ月ほど先になる
フリーランスWEBデザイナーにとっては、仕事の探し方としてクラウドソーシングサイトの存在は大きいです。
しかしロゴ作成の依頼が多く、WEBサイトのデザインを求めている人には、物足りないかもしれません。
またロゴ作成ばかり行っていると、WEBサイトのデザイン力が成長しないことも懸念材料です。
さらにコンペ形式が多いのも気になります。
多くのクラウドソーシングは、コンペに採用されないと収入はまったく得られません。
提示された金額は、採用された人にすべて支払われます。採用作品がないときは、提示額を応募全員で振り分けるのが一般的です。
その場合、応募者が多ければ金額は微々たるものになります。
しかし仕事の探し方で悩んでいる人は、何かしらの行動を起こさなければいけません。
クラウドソーシングから継続案件に発展することもあります。デザイン性の高いロゴのおかげで、大きな案件獲得につながるかもしれません。
まずはクラウドソーシングを利用して、コツコツと仕事を得るようにしましょう。
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案件獲得方法②WEBデザイナーに特化したエージェンの活用
実績のあるフリーランスWEBデザイナーならば、エージェントの活用がおすすめです。
エージェントが、フリーランスと企業を仲介してくれます。
フリーランスを長く続けるためにはエージェントサイトへの登録は必要不可欠です。
フリーランスWEBデザイナーを続けるのならば、少なくとも次のエージェントには登録をしておきましょう。
登録したいエージェント
レバテック報酬単価が業界でトップレベル
クラウドテック登録者数が業界でトップレベル
ギークスジョブ福利厚生の充実
joinデザイナー案件が豊富
ただし紹介を受けるには登録後、コーディネーターとのカウンセリングが必要です。
エージェントからすれば企業もお客様、マッチングする人を紹介する責任があります。
カウンセリングが面倒と考える人もいるかもしれませんが、フリーランスで生活をするためには必要です。
エージェントごとに、付き合いのある企業も異なります。決まったエージェントサイトでしか募集をしていない企業もあるため、何度もカウンセリングを受けるのは面倒かもしれませんが、複数のエージェントサイトに登録をしておきましょう。
実務経験のある人が仕事を探す場合は、エージェントの利用がおすすめです。
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案件獲得方法③ブログやSNSの活用
ブログやSNSを活用した仕事の探し方もおすすめです。とくにSNSの利用で成功した人が多くいます。
Twitterを利用して情報収集を行いましょう。Twitter上で、経験豊富な人の制作情報を見ることができます。
最新の情報を得ることもできるのがポイントです。
また、毎日デザイン関連のツイートをしていると、人とのつながりが生まれます。
つながりにより仕事が得られるかもしれません。さらに、作成したWEBデザインを定期的に掲載することで、制作会社から声がかかる場合もあります。
ダイレクトメッセージで依頼を頂けたときの喜びは何とも言えません。
Instagramにもポートフォリオを作成しましょう。
Instagramは多くの人が見てくれます。ハッシュタグを利用することで、検索される体制をつくればOKです。
積極的な宣伝をしなくても、見た人から連絡がきます。
FacebookにフリーランスWEBデザイナーを始めたと投稿しましょう。
URLでポートフォリオを付けるのがおすすめです。
Facebookの特徴は地域密着、地元の人にアピールができます。
中小企業の社長でFacebookを利用している人も多いことから、決定権者に見てもらえるかもしれません。
ダイレクトメッセージでの案件獲得ができるかもしれません。
フリーランスWEBデザイナーならば、SNSを利用しない手はありません。
仕事の探し方として、多くの人が利用をしています。SNSで得た横のつながりが、新しい仕事に巡り合わせてくれます。
案件獲得方法④以前勤めていた会社のつて
以前勤めていた会社の「つて」は大切です。
自分の人柄を知っています。良好な関係が築けている人からの紹介は、ありがたいお話です。
中には「昔のつてを頼るのは情けない」と話す人もいますが、本当にそうでしょうか。
「転職に失敗をしたみたいで恥ずかしい」と話す人もいました。
本当に「失敗した」と言える状況は、恥ずかしいという思いから仕事探しを必死にしなかった結果、フリーランスを辞めアルバイトを始める状況です。
案件を獲得に向け奔走している最中は、まだ失敗ではありません。
起死回生のチャンスは残っています。
「つて」があるにも関わらず、利用をしない人は失敗をする可能性が高いです。
他にも仕事の探し方はあります。ただ、どれも必死に取り組まなければうまくいかない方法ばかりです。
以前の会社の「つて」を積極的に活用することがフリーランス人生成功への近道です。
駆け出しフリーランスというあなたの実力を知っている数少ない人たちです。
案件獲得できるチャンスを、少しでも広げるようにしましょう。
案件獲得方法⑤友人からの紹介
友人にも積極的にアピールをしましょう。フ
リーランスWEBデザイナーになったことを連絡します。SNSやブログのURLを見てもらい、仕事がないかを相談する方法です。
紹介を得られたら、何かしらのカタチでお礼をしましょう。友人知人からの紹介により、大型案件を獲得した人もいます。
タイミングよく、友人がWEBデザイナーを探しているかもしれません。
ただし、ポートフォリオを見てもらった上での判断をしてもらいましょう。
友人かもしれませんが、ビジネスパートナーとして割り切りが必要です。
また、実績作りのために割り引くのは問題ありませんが、ビジネスとしての付き合いが求められます。
お礼は別の日に、他のカタチで行いましょう。
案件獲得方法⑥勉強会でのつながり
フリーランスWEBデザイナーを始めるときは勉強会に参加をしましょう。
勉強会のあと、意見交換会が開かれることが多いです。
人とつながれるチャンス、できるだけ多くの人と会話をし、積極的に名刺を渡します。
勉強会のメリットは次のとおりです。
勉強会のメリット
WEBデザイナーとしての見分が広かる
わからないことがピンポイントで確認できる
多くの人とつながれる
勉強会により、今まで知らなかった新たな情報が得られます。
WEBデザイナーにとって、新鮮な情報は必要です。
多くの情報を得ることで、クライアントが求めるWEBデザインに近づきます。
また、わからないことがピンポイントで確認できるのもメリットです。
検索には限界があります。検索で見つからない答えも、勉強会で質問することでその場で解決できるという大きなメリットがあります。
まとめ
「フリーランスWEBデザイナーの仕事の探し方・案件獲得方法まとめ」を解説しました。
まずは、必要なものを準備しましょう。「ポートフォリオ」「名刺」は絶対に必要です。
早い段階で準備をしておきましょう。
実務経験がある人は、エージェントの利用がおすすめです。
フリーランスWEBデザイナーで成功をしているほとんどの人が利用をしています。
実務経験がなく利用ができない人はSNSがおすすめです。
クラウドソーシングを利用しながらSNSを上手に活用して、受けられる仕事の幅を増やしていきましょう。
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