フリーへの転身を考えている人の一番の不安は、常に仕事があるかどうかです。
実力のあるフリーランス動画編集者でも、腕を振るう場所がなければ宝の持ち腐れ、収入を安定させることはできません。
案件獲得方法は、フリーランスを始める前に熟知しておく必要があります。フリーランスに転身してから慌てるのは危険です。
そこで今回は「フリーランス動画編集者の仕事の探し方・案件獲得方法まとめ」を解説します。
手際よく仕事を探し、上手に案件獲得ができれば高年収も夢ではありません。
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目次
フリーランス動画編集者の仕事の探し方
フリーランス動画編集者の仕事の探し方
クラウドソーシングサイトの利用
スキルマーケットの利用
動画制作会社や広告代理店に営業
友人などからの紹介
SNSを活用
ブログを活用
求人サイトの利用
仕事の探し方①:クラウドソーシングサイトの利用
フリーランス動画編集者にとって、クラウドソーシングサイトの利用は王道です。
動画編集を始めたばかりの人は、クラウドソーシングサイトを活用して案件を獲得します。
クラウドソーシングサイトは、仕事を外注したい企業や人と、仕事を探している技術者をマッチングするサイトです。
条件が合えば仕事を受注できます。
「でもクラウドソーシングサイトは副業のイメージがある」と思われる人もいるかもしれませんが枠組みは得にありません。
ただ副業で利用する人が多いだけです。
クラウドソーシングは、フリーランス動画編集者を始める前に利用をしていた人もいるのではないでしょうか。
利用をしていた人は、立場を変えて利用を延長するだけのことです。
利用したことがない人は、次のクラウドソーシングサイトに登録をしておきましょう。
クラウドワークス 日本国内最大級のクラウドソーシングサービス
ランサーズ 日本で初めてクラウドソーシングサービスを開始
どちらも案件が豊富なサイトです。自分に合った動画編集の仕事が見つかります。
実績をつくり評価を良くすれば、クライアントから直接依頼を受けることもあるのが魅力です。
直接依頼が受けられるフリーランス動画編集者になれば、営業をする時間が省けます。
ただ手数料が必要という点がデメリットです。クライアントの支払いから20%程度の手数料が引かれます。
しかし、サイトの有効性を考慮すれば仕方のない支払いです。
フリーランス動画編集者が仕事を探すときは、クラウドソーシングサイトを活用しましょう。
仕事がまったくないという状況に陥らない方法です。
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仕事の探し方②:スキルマーケットの利用
スキルマーケットは、自分が持つスキルを販売する仕組みと場を提供するサービスです。
スキルマーケットに動画編集作業ができることを載せ、依頼をしたい人が購入をします。
代表的なサイトは「ココナラ」です。テレビCMでも頻繁に宣伝されていたので、知名度の高いスキルマーケットとなっていますね。
スキルマーケットを利用するメリット
スキルを求めている人がサイトに集まる
営業の手間が省ける
登録と基本的な出品は無料
動画編集を求めている人がサイトに訪れます。ただ、他にも動画編集スキルを販売する人がいるのがデメリットです。
多くの人が携わるスキルは、出品者も多くいます。動画編集も出品する人が多いスキルのひとつです。
ただ出品をすれば連絡を待つだけ、効率の良い仕事の探し方ではないでしょうか。
出品をしたあとは、他の作業に時間を充てられる方法です。購入されるための方法として他の出品者との差別化を図るなど対策を講じてみましょう。
フリーランス動画編集者としてスキルの安売りはできませんが、仕事が得られなければ本末転倒です。
スキルマーケットサイトは、戦略を考えながら利用することをおすすめします。
仕事の探し方③:動画制作会社や広告代理店に営業
動画編集を必要とする企業に営業をかける方法も効果的です。「動画制作会社」や「広告代理店」に直接営業をします。
効果的な営業方法
飛込による直接訪問
電話でアポを取った上での直接訪問
企業HP上のお問い合わせからメール営業
フリーランス動画編集者にとって、企業とのつながりは大きいです。
直接営業はハードルの高い行動ですが、仕事が受注できれば大きい案件につながります。定期的な仕事や、高額案件につながる可能性が高い方法です。
フリーランス動画編集者は「待ち」の営業を取る人が多いので、「攻め」の営業は効果的、ハマる企業担当もいます。
同業がやらないことを実践することで、より良い案件が手に入る方法です。
営業は経験がないと緊張します。
技術の取得だけに邁進してきた人には難しいかもしれません。ただ、より良い仕事が受注できる方法でもあります。
営業は慣れも必要なので挑戦する人は、数社で諦めずとことん続けることが大切です。
仕事の探し方④友人などからの紹介
フリーランス動画編集者は、友人など横のつながりをフル活用しましょう。
今まで生きてきた中で得た人脈をフル活用する方法です。
こんな不安あるかも?
友人に営業したら友達をなくしそう
面倒なことになりそう
友人からの紹介だから失敗ができない
知人に営業したら友達をなくすという話は、不要な保険などの勧誘です。
動画編集の仕事は、必要な人でなければ購入しません。無理に購入しろと迫れるようなものではないので安心してください。
面倒なことになりそうと考える人は、そもそも依頼をお願いする相手が友人ではない可能性が高いです。
友人ならばフリーになる人を応援してくれます。面倒なことになど発展しません。
友人だから失敗できないという考え方は間違い、すべての案件で失敗はできません。
自信がない人はフリーランス動画編集者を始めるべき段階ではないと言えます。
友人や前の職場からの紹介は営業を楽にする方法です。
営業で大変なのはスキルを求めている人を見つけることと、見つけた後のファースト・アプローチ、知人からの紹介は2つの大変を省略してくれます。
仕事の探し方として、おすすめの方法です。
仕事の探し方⑤:SNSを活用
SNSを活用して自分を宣伝する方法も効果的です。SNSは不特定多数の人に見てもらえるツール、宣伝として活用しない手はありません。
できるだけ多くのSNSを活用して宣伝を行いましょう。
活用したいSNS
YouTube
少なくとも上記の4つを活用しましょう。
自分のスキルをSNSで公表し、利用したい人や企業からの連絡を待ちます。
YouTubeは顔を出すことで信頼性が増しますが、恥ずかしい人は動画編集のスキルをアピールするものでも構いません。
客観的に見て、「依頼をしたい」と思わせるようなアピールをしましょう。
SNSを活用する方法は、不特定多数の人に営業ができる点、また、直接依頼がくればクラウドソーシングやスキルマーケットのような手数料が発生しない点でもおすすめの方法です。
仕事の探し方⑥:ブログを活用
ブログによるアピールも効果的です。自分を紹介するブログを立ち上げて、仕事の依頼を待ちます。
ブログには「無料」と「有料」がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。
無料ブログのメリットとデメリット
費用がかからないが自由度が低い
急にサービスが終了することもある
無料ブログサイトの影響で検索上位になりやすい
無料ブログは、サイトの広告などが入る関係でプロ意識に欠けているような印象を与えやすい
有料ブログのメリットとデメリット
初期と継続に費用が必要だが、自由度が高くサービスが急に終了することがない
検索上位されるまでに時間がかかる
見せ方にこだわることができる
せっかくブログに足を運んでくれた人が興味をもってくれるように工夫を凝らす必要があります。
そのためには、自由度の高い有料ブログで見せ方にこだわってブログを作成することが大変重要です。
たとえば、ワードプレスを利用するなどすればブログ自体は誰でもすぐに立ち上げることが可能です。
ブログを立ち上げたらSNSでブログに誘導するなどの合わせ技を施すことで、仕事の受注確率が上がります。
できればブログも作成をしておきましょう。定期的な更新が必要ですが一度作成をすれば、寝ている間も集客をしてくれるサイトが出来上がります。
仕事の探し方⑦:求人サイトの利用
求人サイトを利用して、業務委託で契約のできる仕事を探す方法もおすすめです。
求人サイトのイメージは正社員やアルバイトかもしれませんが、働き方改革の影響で業務委託を募集する企業も増えました。
おすすめの求人サイト
Indeed CMも多く最も知名度の高いサイト
求人ボックス 国内最大級の求人検索サービス
Careerjet 世界90カ国28言語以上で利用可能
業務委託で企業と契約ができれば収入が安定します。
ただ常駐案件が多いのでフリーランスとしての自由度が半減するかもしれません。
求人サイトで「フリーランス 動画編集」と検索をすれば業務委託の求人が表示されます。気になる求人に申し込みをしましょう。
フリーランス動画編集者の案件獲得方法
フリーランス動画編集者の案件獲得方法
ポートフォリオの作成で実力をわかってもらう
営業スキルをフル活用したクライアント対応
良い評判を意識した実績づくり
よさそうな仕事を見つけたあとは、案件獲得を目指しましょう。
案件が見つかっても、受注できなければ収入は得られません。
効率よく立ち回ることが大切です。
案件獲得方法①:ポートフォリオの作成で実力をわかってもらう
案件獲得のカギになるのがポートフォリオです。
ポートフォリオで自分のスキルをアピールして案件獲得を目指しましょう。
ポートフォリオの役割
スキルのプレゼン
書類選考時の選考材料
選ばれるために必要なのが優れたポートフォリオです。
人気の高い案件は応募者が増えます。差をつけるにはポートフォリオが効果的です。
ポートフォリオは、一度作成すれば何度も使い回すことができます。
スキルが上がれば上書きをして、常に最新の情報にしておきましょう。
仕事の探し方で説明をした「SNS」や「ブログ」でも活用できます。
SNSにポートフォリオを載せれば、利用者も興味がわくはずです。
作成したポートフォリオはどんどん活用しましょう。
「クラウドソーシング」や「スキルマーケット」でも活用ができます。
ポートフォリオはクライアントの判断材料になり、フリーランス動画編集者のアピールの場です。
魅力的なポートフォリオを作成することで案件獲得のチャンスが近づきます。
案件獲得方法②:営業スキルをフル活用したクライアント対応
優れた動画編集スキルを持っていても選ばれなければ意味がありません。
クライアントに選ばれるためには営業スキルが必要です。
クライアントに選ばれるための営業スキルはコレ!
コミュニケーションスキル
ヒアリングスキル
謙虚な姿勢
案件獲得に絶対必要なのがコミュニケーションスキルです。
クライアントと意思疎通ができなければ案件獲得はできません。相手に不快感を与えない対応が必要です。
受けた質問に対し、素早く返す姿勢などが印象を良くします。
また、ヒアリングスキルも重要です。
クライアントが一度説明した内容を質問したことで、返答の冒頭に「先ほども説明しましたが」と付け加えられる人は論外ではないでしょうか。
「理解をしていない」と思われれば、案件獲得は難しいです。
クライアントは、「一を聞いて十を知る」人に依頼をしたいと考えます。
もちろん勝手な解釈ではなく、クライアントの考えを尊重した人です。ヒアリングスキルが足りない人は面倒と思われます。
ただし、良く思われたいからと言って分かったふりをするのも問題外です。
受注ができても失敗をする可能性が高まり、継続した依頼を得ることはできません。
常に謙虚な姿勢で臨む人をクライアントは好みます。
ただ謙虚だからと言って自分を落とすのはNGです。謙虚と勘違いをして自分を落とす人もいますが、技術者としては良くありません。
ここでいう謙虚とは、立場や見栄に必要以上に固執をしないという意味です。
案件獲得方法には、「優れた営業文の作成」も大切になります。的確な応対と文書作成力を身につけることで案件獲得を目指しましょう。
案件獲得方法③:良い評判を意識した実績づくり
フリーランス動画編集者を続けるためには良い評判が必要です。
どんな仕事にも全力で望み、そのときにできる最高の成果を上げます。
良い評判により、新たな案件が舞い込むかもしれません。案件獲得方法として一番魅力的なカタチです。
高品質と納品スピードの早さが、良い評判につながります。
常にスキルアップを意識しながら仕事を行いましょう。
IT業界は日々進歩をしています。より良い編集方法を仕入れるアンテナの高さが必要です。
新しい技術を施すことで、良い評判が得られます。
まとめ
「フリーランス動画編集者の仕事の探し方・案件獲得方法まとめ」を解説しました。
YouTubeの人気により動画編集者を求める人が増えましたが、同業者も増えています。
案件を獲得するためには、同業よりもアピールすることが大切です。
7種類の仕事の探し方を解説しました。向き不向きがあるので、7種類の中から自分が無理せず継続できる方法を選びましょう。
フリーランス動画編集者に必要なのは継続案件です。
納品した後に継続して依頼が受注できるよう、すべての仕事で高品質な納品を心がけましょう。
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